
arflex(アルフレックス)は、「イタリア生まれ、日本育ち」と形容されるモダンファニチャーブランドで、日本の住環境に合わせた高品質な家具づくりで知られています。
ブランドの成り立ちと特徴

-
1960年代に創業者がイタリアでモダンファニチャーの思想や心地よい暮らし方を学び、その理念を持ち帰って1969年に日本でブランド展開をスタートしました。
-
ブランド名の由来は、イタリア語の「arredamenti(家具)」と英語の「flexibility(柔軟性)」を組み合わせたもので、住まいと暮らしに対するしなやかな適応性をコンセプトにしています。
-
現在はアルフレックスやモルテーニといったブランドを扱うアルフレックスジャパンとして、家具インテリア関連用品の企画・製造・販売を行い、住宅だけでなくオフィスや公共施設でも採用されています。
デザイン哲学とものづくり

-
アルフレックスのものづくりの根底にあるのは「生活の主役は人」という考え方であり、家具はあくまで暮らしを心地よくするための道具として位置づけられています。
-
普遍的な価値をベースにしつつ、その時代ごとの感性を取り入れて日本オリジナルの製品を作り続けており、流行に依存しないシンプルで長く使えるデザインが多いのが特徴です。
-
全ての製品で「長く安心して使える家具」であることを重視し、堅牢な構造と高い耐久性、メンテナンス性を備え、使い込むほど愛着が深まるような仕立てを目指しています。
主な家具と座り心地の傾向

-
代表的なカテゴリはソファ、ダイニングチェア、テーブル、収納などで、特にソファはブランドイメージを象徴する存在として支持されています。
-
ソファの座り心地は、ウレタンやマイクロファイバーを積層したクッション構造などにより「柔らかく沈み込みつつ、立ち上がりやすい」調整がされており、復元力の高い張地でシワが戻りやすい点も評価されています。
-
日本の住まいの天井高と視線の抜けを意識した低めのプロポーションや、コンパクトでもゆったりくつろげる奥行設定など、限られた住空間での使いやすさも意識した寸法計画が見られます。
現代のコレクションと提案するライフスタイル

-
近年のコレクションでは、暮らし方や空間の多様化に合わせ、ユニットソファを組み替えて半円形や円形のレイアウトを作れるなど、ライフステージの変化に柔軟に対応できる構成が打ち出されています。
-
「Weekend」をコンセプトにした新作では、週末だけでなく毎日を豊かに過ごすためのソファ、リビングテーブル、チェアといったアイテムを通じて、日常のなかにくつろぎと余白を生むライフスタイルを提案しています。
-
オーク無垢材を削り出した流線型のアームなど、職人の精緻な木工技術や手仕事も重視しており、触感やディテールの質感まで含めた総合的な快適さが追求されています。
日本市場における位置づけ

-
アルフレックスは、日本のモダンファニチャーを牽引してきたブランドの一つで、「憧れの家具ブランド」として名前が挙がりやすい存在と評されます。
-
イタリア的なモダンデザインと日本の住環境・価値観を融合させたポジションにより、「輸入ブランドのテイストを持ちつつ、日本の暮らしに無理なくフィットする」ブランドとして、長期的なファンを獲得しています。
-
住宅だけでなく、オフィスや公共空間にも導入されていることから、個人の生活者とプロユース双方で信頼を得ており、上質な快適さを求める層にとって選択肢の中心的存在になっています。