

マルイチセーリングは、福井県越前市に本社を置く日本の老舗家具メーカーであり、特に高品質なソファを中心に家具づくりを続けてきました。1950年の創業以来、「くつろぎのかたち」にこだわった家具を提案し、日本のライフスタイルの変化に寄り添いながら、時代ごとに革新を重ねてきたブランドです。
歴史とブランドの特徴

マルイチセーリングは「小林椅子店」として創業し、1974年には株式会社として設立されました。家具・インテリアの企画から開発・生産・卸販売、さらにはホテルや商業空間などのコントラクト案件にも対応しています。家具業界の展示会でも革新的なソファや「床に暮らす」コンセプト商品を多数発表し、国内外で高い評価を獲得しています。
こだわりのものづくり

最大の特徴は、ソファをはじめとした家具のほぼ全てが100%国産である点です。国内の熟練職人が厳選した素材をパーツごとに丁寧に仕上げ、厳しい基準で品質管理した後に出荷されます。部材から完成品まで国内生産にこだわっているため、独自開発の「背もたれ自動リクライニング機能」など先進的な技術が導入され、構造部分には10年間の保証がつくほど信頼性が高いです。
快適性とデザイン

ソファの座り心地を重視し、フレームにはウェービングテープ、クッション材には高耐久のウレタンとコイルスプリングを組み合わせ、ほどよい弾力と長期間の快適性を両立しています。ベースフレームにはウォールナットやホワイトアッシュなど天然木材を使用し、その素材の美しさが空間を彩ります。座面や背もたれのクッションにはウレタンやフェザーを使い、腰や肘を置いたときの心地よさも追求されています。
また、フルカバーリング仕様(ファブリック製の場合)は交換カバーにも対応しており、長く使い続けたいユーザーにも配慮されています。インディゴデニムやオイルレザーなど多様な素材展開もあり、和モダンな空間からコンテンポラリーまで幅広くコーディネート可能です。
商品ラインアップとカスタマイズ性

代表的なシリーズには、「GIRARE2」「STILE」「NEW PARK AVENUE」「FLUTTO」「ALBA」などがあり、スタイリッシュかつ暮らしに寄り添う設計がされています。セミオーダー対応や脚部素材の選択など、顧客の細かなニーズに合わせたカスタマイズも可能です。
サステナビリティ・信頼性

国産へのこだわりは品質だけでなく、日本のものづくり文化の継承にもつながっています。長く使える家具づくりに徹し、万が一の際にもアフターサポートやパーツ交換など、サービス体制もしっかり整っています。
マルイチセーリングの価値

マルイチセーリングの家具は、単なる機能性だけでなく、使う人のライフスタイルや生活空間を豊かにする「くつろぎ」を主眼に設計されています。確かな技術、上質な素材、柔軟なカスタマイズ性、長く使える耐久性、日本らしい美意識の融合が特徴といえるでしょう。ホテルや商業施設だけでなく、家庭のリビングにも十分な存在感を発揮し、時代を超えて多くの人々に支持されています。
以上より、マルイチセーリングの家具は「日常の質」を高めるための信頼できる選択肢です。長く愛用できる国産品質・抜群の快適性・自由なコーディネート力を持った逸品として、これからも日本の暮らしを彩り続けるブランドです。