
ポルトローナ・フラウを代表するモデルは、創業初期のクラシックと、近年のモダン系アイコンに大きく分かれます。
創業期クラシックのアイコン
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チェスター(Chester)

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1912年に創業者レンツォ・フラウがデザインした、ブランドの原点となるソファ。
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イギリスのクラシカルなチェスターフィールドをベースに、深いボタン留め(カピトンネ)とロールアームを持ちつつ、イタリア的なエレガンスでまとめたモデルです。
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バニティ・フェア(Vanity Fair)

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肉厚クッションと丸みのある背・アームを持つアームチェアで、創業当初の傑作として挙げられるブランドアイコン。
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現在は「バニティフェアXC」としてアップデート版も展開され、ポルトローナ・フラウを象徴する一脚として常設展示されることが多いモデルです。
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1919

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クラシックなベルジェール様式を再解釈したアームチェアで、リクライニング感のある背と、サイドの小さなトレイ(元は葉巻用、現代ではスマホ置きなど)が特徴。
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背面のカピトンネや脚の意匠など、王室御用達時代の雰囲気を色濃く残す「タイムレスな一脚」として紹介されています。
モダン~コンテンポラリーの代表作
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アーチボルド(Archibald)

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包み込むような背と、柔らかくドレープしたレザーの表情が特徴のアームチェア。
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上質なレザーとエレガントなフォルムにより、ブランドを代表するモダンチェアとして非常に人気が高いモデルです。
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デッザ(Dezza)

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軽快な脚とコンパクトなプロポーションを持つラブソファ/ソファで、クラシックとモダンの中間のような存在。
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牛革とカウスキンのコンビ張りなども用意され、ラグジュアリーでありつつ遊び心のあるモデルとされています。
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マッシモ・システマ(Massimo Sistema)

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大型コーナーソファの代表モデルで、システム的にレイアウトを組めるラグジュアリーソファ。
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ホテルスイートやハイエンド住宅など「寛ぎの中心」を担う存在として紹介されることが多いです。
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アントン(Antohn)、ハッピージャック(Happy Jack)など

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ゆったりとした座り心地と、直線・曲線をバランスよく使ったモダンソファ群で、現行コレクションの主力を構成しています。
ダイニング・収納など
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メサ・ドゥーエ(Mesa Due)

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ラウンドトップと立体的なベースを持つダイニングテーブルで、ラグジュアリーなダイニングの象徴的モデルのひとつ。
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ディーバ(Diva)、ヴィットリア、イサドラ など

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ペレ・フラウレザーで張り込まれたダイニングチェアシリーズで、背から脚にかけての流れるようなラインが特徴。
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ロイド(Lloyd)シェルフ

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縦横のラインを美しく構成したシェルフで、「まるでアートピースのように空間の印象を左右する」と評される収納モデル。
まとめ
ポルトローナ・フラウの代表的モデルを押さえるなら、まずはクラシックの「チェスター」「バニティ・フェア」「1919」、モダンの「アーチボルド」、そして大型ソファの「マッシモ・システマ」あたりを軸に見ると、ブランドの世界観をつかみやすくなります。