COLUMN家具に関するコラム

写真査定で正確な見積もりをもらう方法

店長日記、買取り

ブランド家具や高級家具を売却するとき、店舗へ持ち込まずに概算価格を確認できる「写真査定」は便利な方法です。スマートフォンで家具の写真を送るだけで、買取の可能性やおおよその査定額を確認できます。

ただし、写真の情報が少ないと、実際の査定額と大きく差が出ることがあります。正確な見積もりを受けるには、家具の全体像だけでなく、ブランド情報、サイズ、傷、付属品、搬出条件まで分かるように伝えることが大切です。

 

写真は「全体・細部・裏側」を撮る

最初に撮影するのは、家具全体が分かる写真です。

ソファなら正面、斜め、側面、背面を撮影し、テーブルやチェストなら天板や扉を閉じた状態、脚部、背面まで写します。家具が設置されている空間も少し含めると、サイズ感や搬出経路を査定士が把握しやすくなります。

次に、ブランドタグやロゴ、刻印、品質表示、シリアルナンバーなどを接写します。ブランド家具では、同じようなデザインでもモデルや仕様によって価値が異なるため、ロゴやラベルの情報が重要です。

撮影の基本は、次の順番です。

  1. 家具全体

  2. 正面・側面・背面

  3. 天板、座面、脚部

  4. ブランドロゴやタグ、刻印

  5. 傷や汚れ、へたり

  6. 付属品

  7. 梱包や搬出が必要な場所

明るい自然光のもとで、全体から細部へ撮影すると状態が伝わりやすくなります。

傷や汚れは隠さず撮影する

査定額を高く見せたいからといって、傷や汚れを撮影しないのは避けましょう。

現物確認の際に申告されていない傷が見つかると、写真査定の見積もりから減額されることがあります。あらかじめ正確に伝えておけば、提示額と実際の査定額との差を小さくしやすくなります。

傷の写真は、全体写真とアップ写真を組み合わせるのがポイントです。傷の場所が分かるように家具全体やパーツの写真を撮り、その後、傷の大きさや深さが分かる距離で撮影します。

確認しておきたい状態は次のとおりです。

  • ソファの座面のへたり

  • 革のひび割れや色あせ

  • ファブリックのシミや毛玉

  • 木部の傷や欠け

  • 天板の輪ジミ

  • 脚部のぐらつき

  • 金具や開閉機能の不具合

  • ペットや喫煙によるにおい

  • カビや水濡れ跡

隠れた汚れやにおいは、写真だけでは判断しにくい項目です。気になる点があれば、写真と一緒に文章でも伝えましょう。実際の状態を正直に申告することが、正確な見積もりにつながります。

 

サイズを正確に伝える

家具のサイズは、査定額だけでなく、搬出や配送費にも関係します。

同じモデル名の家具でも、幅や奥行き、高さ、座面のサイズが異なる場合があります。メジャーを使って、次の寸法を測っておきましょう。

  • 幅

  • 奥行き

  • 高さ

  • 座面の高さ

  • 天板の厚み

  • 分解した場合の最大パーツサイズ

可能であれば、メジャーを家具に当てた状態で撮影すると、サイズの確認がしやすくなります。写真査定では、実寸サイズを伝えると見積もりが出しやすくなると案内している買取業者もあります。

また、家具のサイズが大きい場合は、玄関、廊下、階段、エレベーターの幅も確認しましょう。吊り下げ搬出や分解作業が必要になると、費用や買取条件が変わる可能性があります。

ブランド名と購入情報を添える

写真だけでなく、家具の情報を文章で送ることも大切です。

特にブランド家具の場合は、次の内容をできる範囲で記載しましょう。

  • ブランド名

  • モデル名、シリーズ名

  • デザイナー名

  • 購入時期

  • 購入店舗

  • 購入価格

  • 使用年数

  • 使用頻度

  • 素材やカラー

  • 保証書や説明書の有無

  • 修理や張り替えの履歴

ブランド名が分からない場合は、タグや刻印の写真を送り、「どこで購入したか」「いつ頃購入したか」などを伝えます。

購入時の保証書、納品書、注文書などが残っていれば、家具本体と一緒に撮影しましょう。付属品や購入情報を送ることで、より正確な査定につながる場合があります。

 

付属品はまとめて撮影する

ソファのオットマン、替えカバー、専用クッション、テーブルの伸長パーツ、チェアの予備部品などがある場合は、家具本体とは別に撮影します。

付属品がそろっているかどうかは、再販のしやすさに関係します。保証書や説明書がない場合でも、ブランドタグ、購入時の資料、専用パーツなどが確認できれば、モデルや仕様を特定する材料になります。

付属品の写真では、次の点が分かるようにしましょう。

  • 何が付属しているか

  • 数量

  • 傷や汚れの有無

  • 純正品かどうか

  • 家具本体との関係

「付属品あり」とだけ伝えるより、内容を具体的に示したほうが見積もりの精度は高まります。

見積もりの条件を確認する

写真査定で提示される金額は、通常「概算」や「目安」です。実物確認後に、状態や搬出条件によって金額が変わる場合があります。

依頼する際は、次の点を確認しましょう。

  • 写真査定の金額は確定額か概算か

  • 実物査定で減額される条件

  • 出張費や査定料の有無

  • 買取不成立時のキャンセル料

  • 搬出費や分解費

  • 見積もりの有効期限

  • 売却を断った場合の費用

写真査定は、複数の業者に相場を確認する際にも役立ちます。ただし、単純に最高額だけで判断するのではなく、実物確認後の条件や追加費用まで比較しましょう。

 

写真査定用チェックリスト

送信前に、次の項目を確認してください。

  • 家具全体が明るく写っている

  • 正面・側面・背面を撮影している

  • ブランドタグや刻印が確認できる

  • 傷や汚れを隠さず撮影している

  • サイズを実寸で伝えている

  • 付属品をまとめて撮影している

  • 購入時期や使用年数を記載している

  • においやペット、喫煙の有無を伝えている

  • 搬出経路や階段の状況を記載している

  • 写真査定が概算か確定か確認している

写真査定で正確な見積もりを受けるために重要なのは、きれいに撮ることだけではありません。家具の価値を判断するために必要な情報を、できるだけ漏れなく伝えることです。

REKINDでは、ブランド家具やデザイナーズ家具について、写真査定の段階からモデル、素材、状態、付属品などを確認しています。Cassina、arflex、B&B Italia、BoConcept、カリモクなどの家具を売却する際は、写真と情報を整えて、まずは現在の価値を確認してみてはいかがでしょうか。

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