
資産価値という観点で「長く使っても高価買取が期待できる」高級家具メーカーを3社に絞ると、カッシーナ、アルフレックス、B&Bイタリアが代表格と言えます。
資産価値の高いメーカーを選ぶ視点

資産性を見るときのチェックポイントは、おおまかに次の3つに集約できます。
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中古市場・買取店が「指名買取」しているか(ブランド名で査定が上がるか)。
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正規価格が高いだけでなく、買取率(定価に対する%)が比較的安定しているか。人気ブランドの一部モデルは状態良好で定価の30〜40%前後という相場感があります。
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名作モデル・ロングセラーを多く抱え、廃番になっても指名買いされるか(シリーズ名で売れるか)。
この3点を満たしやすく、かつ国内流通量と知名度のバランスが良いメーカーとして、以下の3社を挙げます。
1. カッシーナ(Cassina)

カッシーナは、資産価値という文脈でまず名前が挙がる代表的ブランドで、多くの買取店・専門店が「高価買取ブランド」として最上位に掲げています。
ル・コルビュジエのLCシリーズやヴィコ・マジストレッティの「マラルンガ」など、20世紀モダンデザイン史に残る名作を多数ライセンス・復刻しており、「モデル名で売れる」アイテムの宝庫です。
実際の買取現場でも、カッシーナのソファは状態が良ければ購入価格の30〜40%程度で買い取られることが多いとされ、特に人気モデルはそれ以上の査定事例も見られます。
また、マラルンガやLCシリーズのようなアイコンモデルは、中古市場での需要が安定しているため、長期保有しても値崩れしにくい「家具としての資産」として機能しやすい点が特徴です。
2. アルフレックス(arflex)

アルフレックスは、「イタリア生まれ、日本育ち」のモダンブランドとして、日本の住宅事情に合ったサイズ感と高品質を両立させたメーカーです。
国内中古市場では、カッシーナと並んで高価買取が期待できるブランドとして、買取店やリユース業者の「買取強化リスト」に頻繁に登場しています。
代表作の「マレンコ」「ベンゴディ」などは、名指しで買取強化されることが多く、シリーズ名がそのまま査定額を押し上げる要因になっています。
アルフレックスジャパンが展開する製品は、日本の間取り・天井高を意識した設計であるため、リユース市場でも「そのまま次の家でも使いやすいサイズ」として再販しやすく、在庫リスクが小さい分、買取価格にも反映されやすい構造です。
3. B&Bイタリア(B&B Italia)

B&Bイタリアは、世界のラグジュアリーレジデンスやハイエンドホテルで採用されるイタリアを代表するモダンファニチャーブランドで、日本国内でも「豪邸御用達ブランド」として取り上げられています。
正規価格帯が高く、かつ国際的なデザイン賞の受賞歴も豊富なことから、「ブランドストーリー込みで価値を維持しやすい」メーカーと言えます。
B&Bイタリアは、中古市場でもソファを中心に安定した需要があり、買取店の「高価買取ブランド」一覧にカッシーナやアルフレックスと並んで名前が挙がるケースが多く見られます。
また、モデルによっては販売終了後に国内流通量が限られ、デザイン性と希少性の両面から相場が底堅く推移するものもあり、「高額だが手放す時にも値が付くブランド」として資産性が意識されています。
まとめ:資産性を意識したブランド選び

資産価値を重視して高級家具メーカーを選ぶ際には、単に定価が高いブランドではなく、
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中古市場での指名買いの多さ
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名作モデル・シリーズの有無
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国内外での知名度と流通量のバランス
といった要素を押さえることが重要です。
その意味で、カッシーナ、アルフレックス、B&Bイタリアの3社は、日本の中古市場において「長く使いながらも資産として保有しやすい」代表的な高級家具メーカーだと位置付けられます。