現在公開されている情報などから見ると、「Cassinaで人気の高い家具ベスト3」は、実勢・ブランドの代表性・販売現場の声を総合すると、概ね次の3モデルが「定番かつ売れ筋」として挙げられます。
ベスト1:ソファ「MARALUNGA(マラルンガ)」

マラルンガはヴィコ・マジストレッティが1973年にデザインしたソファで、Cassinaを象徴するアイコン的モデルとして今も世界的な人気を保ち続けています。
日本向けの売れ筋紹介でも「カッシーナの売れ筋1位ソファ」として挙げられており、住宅・オフィス問わず導入例が多い定番です。
最大の特徴は、シートごとに背もたれをハイバック/ローバックに切り替えられる独自の可動機構で、寛ぎ方や体格に応じて姿勢を変えられる柔軟性にあります。
エレガントでありながら適度にボリュームのあるフォルム、レザー・ファブリックともに豊富な張地展開により、クラシック寄りからミニマルモダンまで幅広いインテリアにフィットする点も人気の要因です。
特に日本市場では、
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「Cassinaといえばマラルンガ」というブランド認知
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長年の継続販売による中古・買取市場での評価の高さ
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戸建て・タワマンのリビングの“主役ソファ”として映える存在感
といった要素が重なり、高価格帯にもかかわらず安定した需要を維持しています。
ベスト2:チェア「CAB(キャブ)」

CABチェアは、マリオ・ベリーニによる1977年デザインのダイニングチェア/サイドチェアで、スティールフレームに厚革を被せたような構造が特徴の名作椅子です。
カッシーナの売れ筋紹介では「売れ筋2位 椅子『キャブ』」とされており、ソファと並ぶブランドの代表作として位置づけられています。
構造的には、骨格となるフレームの上に1枚の厚革をまとわせることで、革自体のテンションで座り心地と背あたりをつくるというミニマルかつ独創的な発想が採用されています。
カッシーナ独自基準をクリアしたフルグレインレザーが使われ、使い込むほどに馴染み、色艶が増していく経年変化を楽しめる点が、コレクターやインテリア上級者からの支持を集めています。
ダイニングだけでなく、デスクチェアやパーソナルチェアとしても用いられることが多く、
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シンプルで合わせやすい造形
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豊富なレザーカラー展開
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美術館収蔵歴のある「デザインの名作」である安心感
といった理由から、“一生ものの椅子”として選ばれるケースが多いモデルです。
ベスト3:システムソファ「VOLAGE EX-S(ヴォラージュ エクストラソフト)」

3つ目に挙げられるのが、フィリップ・スタルクが手掛けた「VOLAGE EX-S(ヴォラージュ エクストラソフト)」システムソファで、日本の特集記事では「カッシーナ売れ筋3位」として紹介されています。
モジュールを自在に組み合わせられるシステムソファで、ラグジュアリーホテルのラウンジのような、ゆったりとした座り心地とボリューム感が特徴です。
座面・背クッションにはたっぷりとした羽毛とウレタンが用いられ、名前の通り「エクストラソフト」な沈み込みを持ちながら、背もたれやアームのシャープなラインで全体としてはモダンで洗練された印象を保っています。
直線的なベースと柔らかいクッションの対比、背クッションのリズミカルな配置などにより、大空間でも存在感を発揮しつつ、視覚的な軽さも両立しています。
カスタマイズ性が高く、L字、コの字、ストレートなど多様なレイアウトに対応できるため、
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広いLDKやペントハウスリビング
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オフィスのエグゼクティブエリア
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ホテルのスイートルーム
といったハイエンド空間で採用されることが多く、“現代カッシーナを象徴するラグジュアリーソファ”として人気が高まっています。

以上3点は、いずれも「歴史的デザイン性」と「現在の売れ筋」の両面から見て選ばれているモデルで、カッシーナの世界観を最もわかりやすく体現しているプロダクトと言えます。
実際に検討する際は、日本の住宅事情(搬入経路・間口・天井高)を踏まえてサイズや構成を検討しつつ、ショールームで実際の座り心地・革の質感を体感したうえで選ぶのがおすすめです。
