COLUMN家具に関するコラム

デザイナーズ家具のリセールバリューを高める、購入時からの習慣

店長日記、買取り

デザイナーズ家具を購入するとき、多くの方はデザインや使い心地、インテリアとの相性を重視されるでしょう。しかし、将来的な買い替えや引っ越し、ライフスタイルの変化まで考えるなら、購入時から「リセールバリュー」を意識しておくことも大切です。

リセールバリューとは、購入した家具を将来売却するときに、どの程度の価値が残っているかを示す考え方です。Cassina(カッシーナ)、arflex(アルフレックス)、B&B Italia、FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)などのデザイナーズ家具は、中古市場でも需要が見込める一方、保管状態や付属品の有無によって査定額に差が出ることがあります。

今回は、高級家具買取専門店REKINDの視点から、購入時から始められる価値を守る習慣をご紹介します。

 

 

 

 

 

ブランドとモデルを記録しておく

家具を購入したら、まずブランド名やモデル名、デザイナー名を記録しておきましょう。

日々使用しているうちに、商品名や購入時期が分からなくなってしまうことは珍しくありません。特にデザイナーズ家具は、シリーズ名や仕様違いが多く、見た目が似ていてもモデルによって中古市場での評価が異なる場合があります。

購入時に、次の情報をメモしておくと安心です。

  • ブランド名、モデル名

  • デザイナー名

  • 購入年月

  • 購入店舗

  • サイズ、素材、カラー

  • シリアルナンバーや刻印の有無

スマートフォンで家具全体の写真やブランドロゴ、刻印部分を撮影しておくのも有効です。将来査定を依頼するとき、家具の情報を正確に伝えやすくなります。

 

 

 

 

 

保証書や付属品を保管する

リセールバリューを高めるうえで、保証書や取扱説明書などの付属品は重要です。

保証書、購入時のレシート、ブランドタグ、専用工具、替えカバー、クッションなどがそろっていると、家具の仕様や購入経路を確認しやすくなります。特に限定モデルや高額な家具では、正規品であることを示す資料として役立つことがあります。

付属品は家具本体とは別の場所にしまうのではなく、購入時の箱や書類ケースなどにまとめて保管しておくと、紛失を防ぎやすくなります。引っ越しや模様替えの際に処分してしまわないよう、「家具売却時に必要なもの」として管理しておきましょう。

 

 

 

 

 

設置場所を慎重に選ぶ

家具の価値を守るには、最初の設置場所も大切です。

直射日光が当たる窓際では、木部やファブリックが日焼けしたり、革が乾燥したりすることがあります。また、エアコンの風が直接当たる場所は、素材の乾燥やひび割れにつながる可能性があります。

高級家具を設置するときは、次の点を意識しましょう。

  • 直射日光を避ける

  • エアコンの風を直接当てない

  • 湿気がこもる壁際を避ける

  • 床の状態に合わせて脚部を保護する

  • 家具同士を無理に密着させない

特に革張りソファや無垢材のテーブルは、温度や湿度の影響を受けやすい素材です。極端に乾燥した環境や湿気の多い場所を避け、風通しのよい空間で使用することが、将来の状態維持につながります。

 

 

 

 

 

素材に合った手入れをする

デザイナーズ家具は、素材に合った方法でメンテナンスすることが基本です。

革張り家具は、乾燥するとひび割れや硬化が起こりやすくなるため、革専用のクリーナーやコンディショナーを使用します。ただし、ケア用品を使いすぎると、べたつきや色ムラの原因になることもあるため、使用前に目立たない場所で試すと安心です。

木製家具は、普段から柔らかい布で乾拭きし、水分や飲み物をこぼした場合は早めに拭き取ります。ファブリック家具は、定期的に掃除機でホコリを取り、シミを見つけた場合は強くこすらず、素材に適した方法で対処します。

自己流の塗装や強い洗剤によるクリーニングは、オリジナルの風合いを損なう場合があります。落としにくい汚れや傷がある場合は、専門業者へ相談するほうが安全です。

 

 

 

 

 

使用方法を守る

高級家具は耐久性に優れていますが、想定された用途以外で使用すると、劣化が早まることがあります。

ソファの肘掛けに座る、テーブルの上に重いものを集中させる、チェアを引きずるといった使い方は、フレームや脚部に負担をかけます。家具を移動するときは、床の上を引きずらず、可能であれば複数人で持ち上げるようにしましょう。

また、ペットの爪や子どものおもちゃによる傷、飲食物のこぼれなども、査定時に確認されやすいポイントです。生活の中で完全に傷を防ぐことは難しいものですが、家具の特性を理解して使うだけでも、劣化の進行を抑えられます。

 

 

 

 

 

メンテナンス履歴を残す

購入後にどのような手入れをしてきたかを、簡単に記録しておくこともおすすめです。

「いつクリーニングしたか」「張地を交換したか」「専門業者に修理を依頼したか」などをメモしておけば、売却時に家具の状態を説明しやすくなります。修理や張り替えを行った場合は、業者名や作業内容が分かる書類も保管しておきましょう。

丁寧に管理されてきた履歴は、家具を大切に扱ってきたことの裏付けになります。多少の使用感があっても、メンテナンスの内容が明確であれば、査定時の判断材料になることがあります。

 

 

 

 

 

売却を考えたら早めに相談する

デザイナーズ家具は、使わなくなったあとも長期間保管しておけばよいとは限りません。使用しない家具を湿気の多い倉庫や物置に置いたままにすると、カビやにおい、革の劣化などが進む可能性があります。

「いつか売るかもしれない」と思った時点で、現在の状態を確認し、専門店に相談してみるのもひとつの方法です。査定を受けたからといって、必ず売却しなければならないわけではありません。現在の価値を知っておくことで、売却や保管、買い替えの判断もしやすくなります。

 

 

 

 

 

家具の価値は購入後につくられる

デザイナーズ家具のリセールバリューは、ブランドやデザインだけで決まるものではありません。購入後の保管方法、日々の使い方、メンテナンス、付属品の管理が積み重なって、将来の評価につながります。

高級家具は、購入した瞬間が価値の頂点ではなく、丁寧に使い続けることで次の持ち主へ受け継ぎやすくなる存在です。REKINDでは、Cassina、arflex、B&B Italia、BoConcept、カリモクなど、さまざまなブランド家具の査定を承っています。

将来の売却を少しでも意識されている方は、まず家具の情報を記録し、付属品をそろえ、素材に合った手入れを始めてみてください。購入時からの小さな習慣が、大切な家具の価値を長く守ることにつながります。

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