arflex（アルフレックス）は「イタリア生まれ、日本育ち」の高級モダン家具ブランドで、その中でも特に人気が高いのがソファです。 ここでは、ブランドを代表する「マレンコ」「A・SOFA es」「SOFFIO」の３モデルを、デザインや座り心地、どんな暮らしに合うかまで含めて少し丁寧に紹介します。
1. MARENCO（マレンコ）
マレンコは1971年に誕生したロングセラーモデルで、今も公式オンラインストアで現役のアイコン的ソファです。 大きなクッションを積み重ねたようなフォルムと、体を包み込むような柔らかい座り心地が特徴で、「arflexといえばマレンコ」と言われるほどブランドを象徴する存在になっています。
一見ボリューム感がありますが、シンプルで線の少ないデザインなので、意外とさまざまなインテリアになじみやすいのも魅力です。 1人掛け・2人掛け・3人掛け・オットマンとサイズ展開が豊富で、単身のワンルームから広めのLDKまでレイアウトに合わせて組み合わせを選べます。 張地（ファブリック・レザー）のバリエーションも多く、色や素材次第でカジュアルにもラグジュアリーにも振れる懐の深さがあります。
2. A・SOFA es（エー・ソファ エス）
A・SOFA esは、arflexの歴史あるA・SOFAシリーズを、現代の日本の住空間に合わせてブラッシュアップしたモデルです。 ふっくらとしたクッションが身体を優しく支えつつ、外形はすっきりとまとめられており、「くつろぎ感」と「視覚的な軽さ」のバランスが取れています。
座面は比較的深めで、脚を投げ出してリラックスするような座り方にも向いていますが、背クッションのサポートがしっかりしているため、背筋をほどよく伸ばした姿勢も取りやすい構造です。 サイズ展開やモジュール構成が工夫されていて、マンションのリビングにも収まりやすい奥行と幅に抑えられているため、「大きすぎないけれどソファらしいボリュームが欲しい」というニーズに最適な一台です。 生地やカラーの選択肢も豊富で、ナチュラル系・グレートーン・ダークブラウン系など、さまざまな内装に合わせやすく、長く使っても飽きにくいデザインになっています。
3. SOFFIO（ソフィオ）
SOFFIOは、2025年コレクションで登場した比較的新しいモデルで、「軽やかさ」と「モダンなシャープさ」を両立したデザインが特徴です。 薄く見えるシートと繊細な脚部によって床が広く見え、視覚的に空間を広く感じさせてくれるため、マンションのLDKやミニマルなインテリアにもよく合います。
見た目はスリムですが、座面内部のクッション構成やフレーム設計によって、しっかりとしたサポート感と快適な座り心地を両立しているのがポイントです。 モジュール式で、ストレートソファ、コーナー構成、カウチスタイルなど、ライフスタイルに合わせてレイアウトを柔軟に変えられます。 将来の住み替えや家族構成の変化にも対応しやすいので、「長く使い続けたいけれど暮らしは変わるかもしれない」という人に向いた一台です。
選び方の目安
-
「arflexらしさ」を一脚で象徴的に楽しみたいなら、歴史と存在感のあるマレンコ。
-
包み込まれる柔らかさと、日本のリビングにフィットするサイズ感を優先するならA・SOFA es。
-
すっきりとしたモダンインテリアや将来のレイアウト変更まで見越すなら、新世代モデルのSOFFIOがおすすめです。
いずれも価格帯は数十万〜100万円クラスの高級ソファですが、「デザインの寿命」「座り心地」「メンテナンス性」を含めて長期投資として選ばれることが多い家具です。 部屋の広さ・座り方の好み・他のブランドとの比較など条件があれば、その前提でさらに細かいサイズや張地の方向性も一緒に整理できます。
