
アーコール(ERCOL)は、1920年創業のイギリスの老舗家具メーカーで、ウィンザーチェアをモダンに再解釈した椅子づくりで世界的に知られています。 創業者ルシアン・アーコラーニが確立した曲げ木技術により、背もたれが弓のようにカーブした軽やかなチェアを量産できるようになり、戦後のイギリスでダイニングチェアの定番的存在になりました。
デザインの特徴は、スチームで曲げたブナ材のフレームと、エルム材の一枚板を削り出した座面に細いスポーク脚や背を差し込む「ウィンザースタイル」です。 装飾を抑えたシンプルなラインと、軽くて丈夫という実用性から、英国伝統とミッドセンチュリーモダン、さらに北欧テイストとも調和しやすいタイムレスな家具として評価されています。
1. クエーカーチェア(Quaker Chair)

伝統的なウィンザーボウバックを軽やかにリデザインしたハイバックチェアで、縦のスポークがシャープに並ぶ背面シルエットが特徴です。 座面はエルムの削り出しで、座ぐりの曲面が心地よく、ダイニングからデスクまで用途を選ばない“アーコールの定番椅子”として非常に人気があります。
2. ゴールドスミスチェア(Goldsmith Chair)

「金細工師」の名を持つこの椅子は、アーコールチェアの中でも発表当時から特に人気の高いモデルとされます。 ハイバックの優雅な曲線と、適度な装飾性を備えたスポーク構成により、実用性と存在感のバランスが良く、コレクター人気も高い一脚です。
3. フープバックチェア(Hoop Back Chair)

丸く弧を描く背のフープと、素朴で愛嬌のあるシルエットが特徴のウィンザーチェアで、アーコールの中でも特に「定番」として認識されています。 背の高さやスポーク本数のバリエーションが多く、カジュアルなダイニングやカフェ的な雰囲気づくりに好まれます。
4. バタフライチェア(Butterfly Chair)

サイドから見た背板の“蝶の羽”のようなフォルムが愛らしい名作チェアで、1958年デザインの復刻を機に再評価が高まったモデルです。 ツートンカラー仕様やブラックレッグなど、カラーリング違いの展開もあり、マーガレット・ハウエルのショップなどで使われたことから、インテリア好き・ファッション好き双方から支持されています。
5. ウィンザー スタジオカウチソファ(Windsor Studio Couch)

板座+クッション構成の細身のフレームで、ソファ兼デイベッドとして使える多用途設計のスタジオカウチです。 背もたれを外してベンチのようにも使える設計で、ヴィンテージ市場でも人気が高く、リビング兼ゲストベッド的な使い方をしたいユーザーから選ばれています。
アーコールは同じシリーズ内でもサイズ・背の形・スポーク構成違いなど細かな派生が多いブランドなので、「クエーカー」「ゴールドスミス」「フープバック」のような“型の名前”を覚えておくと、ヴィンテージ探しや中古相場のリサーチがしやすくなります。
アーコール社の買取も積極的に行っておりますのでぜひ公式ラインにてお問い合わせください!