COLUMN家具に関するコラム

【流動性の高い中古家具メーカー】BoConceptの市場価値

ブランド

BoConceptの家具は、デンマーク発のプレミアム・デザインブランドとしてグローバルに評価されており、日本の中古市場でも北欧家具ブームを背景に比較的高い中古相場を維持しているブランドです。 特にソファやダイニングセットなど主力カテゴリーは、状態が良ければ買取・リセールともに「ミドル〜やや高め」のレンジで安定して取引されています。

 

 

 

 

 

BoConceptのブランド価値と新規価格帯

  • BoConceptは1952年創業のデンマークブランドで、機能性とシンプルさを軸としたモダンな北欧デザインを世界67か国以上で展開している国際ブランドです。

  • カスタマイズ性(張地や材の豊富な選択肢)と「プレミアムだが超ラグジュアリーではない」価格設定が特徴で、都市部の中〜上位所得層向けブランドとして位置付けられています。

  • 国内の店頭価格を見ると、大型ダイニングテーブルで定価60万円台、TVボードで10万円前後、レザーコーナーソファは数十万円〜というレンジが多く、量販家具よりは明確に上、ハイエンド輸入家具よりは下というミドル〜プレミアム帯です。

  • この価格帯と国際的なブランド認知のおかげで、「ノーブランド家具よりは売りやすく値崩れしにくいが、ヴィンテージ名作ほどの投機的価値はない」という市場評価になりやすいのが特徴です。

 

 

 

 

中古買取相場とリセールレンジ

  • BoConcept家具の一般的な買取相場は、アイテム全体で見たときにおおよそ5,000〜50,000円前後というレンジが指摘されており、種別・サイズ・状態によって大きく振れます。

  • 中古専門店では、定価10万円台クラスのTVボードやテーブルが、レンタル兼販売ベースで数万円前後(例:中古TVボードで月額数千円レンタル/販売価格は数万円レンジ)に設定されており、実勢としては定価の3〜4割程度の価格帯に収まりやすい印象です。

  • ヤフオク等オークション市場では、直近30日でBoConcept関連出品が200件超、平均落札価格は約39,000円台というデータがあり、中古家具としては落札件数・単価ともに比較的高めの水準です。

  • 出品数に対して約半数近くが落札されており、これは中古家具としては流動性が高い部類で、「売れ残りやすいマイナーブランド」ではなく、一定の需要を伴う実需ブランドとして機能していることを示しています。

 

 

 

 

日本市場での評価と価格維持要因

  • 日本では北欧インテリア/北欧家具人気が定着しており、その流れの中でBoConceptは「身近に入手できる北欧デンマークブランド」として需要が安定していると指摘されています。

  • 北欧ブランドへの憧れやインテリア誌・モデルルームでの採用実績などが後押しとなり、他国に比べて中古価格がやや高めに維持される傾向があるとも言われています。

  • また、シリーズで揃えたい層や、インテリアデザイナー・建築家などのプロフェッショナルがプロジェクト用にまとめて探すケースもあり、この「コレクション需要・業務需要」が単品中古でも相場を支える要因になっています。

  • ただし、その価値はあくまで「デザイン性とブランド性に基づくプレミアム」であり、ハイエンドのクラシカルアンティークや名作ヴィンテージチェアのような長期的な資産価値とは性格が異なります。

 

 

 

 

アイテム別に見た傾向

  • ソファ:レザーのコーナーソファや人気シリーズは需要が高く、状態が良ければ定価比で4割前後を狙えるケースもあり、BoConceptの中では最も市場が厚いカテゴリーです。

  • テーブル・収納:ダイニングテーブルやTVボード、ローテーブルなどはサイズ・搬入条件の影響が大きく、都市部では比較的動くものの、地方ではやや値段を抑えないと動きにくい傾向があります。

  • チェア・小物:単価が小さめなぶん購入ハードルが低く、フリマサイトや地域掲示板では数千円〜数万円での売買事例が多く見られます。

  • 特定シリーズや現行モデルは、モデルチェンジが少ないこともあり、新品価格との差が小さくなることもあり、デザインが現行に近いほど評価が安定しやすいと考えられます。

 

 

 

 

市場価値を高める・維持するポイント

  • 状態:張地の汚れ・ヘタリ、天板のキズは評価に直結するため、日々のメンテナンス(レザーの保湿、天板の保護)がそのまま将来のリセール価格に影響します。

  • 替えカバーや純正パーツ、購入時の書類・カタログなどが揃っていると、「ブランドものとしての安心感」が増し、交渉時に有利に働きやすくなります。

  • 売却チャネル:

    • ブランドに強い中古家具店や専門業者は買取価格が安定しやすい一方、

    • オークション・フリマは手間がかかるものの、人気モデルであれば相場以上での売却も十分に期待できます。

  • 北欧インテリア人気や新築マンション供給動向の影響もあるため、引っ越しシーズンや新生活需要のタイミングで出すと、BoConceptのデザイン性がより評価されやすくなります。

以上を踏まえると、BoConceptは「中古でも指名買いされる現代北欧ブランド」であり、日本市場では総じて良好な市場価値・中古価値を維持しているブランドといえます。

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